【今年のチーム】
今年のチームは、昨年１２月１３日に新チームとしてスタート。
前チームで主力としてコートに入っていた２人を中心に、当時の５年生が７人、そして４年生１人、３年生２人の計１０人での船出となりました。
そういえばこのチーム、年明けの最初の練習試合のとき、他の指導者に「今年の目標は？」と聞かれ「全国大会に出ることです」とキャプテンがはっきり答え、「おいおいおい、」ってその時は思いましたが、最終的にはそれを成し遂げたわけですね。
５年生７人のうち入団して１年に満たない子が３人いましたが、１２月の新チーム結成以来、先を見据えて、出来なくても練習試合でドンドン経験をさせました。
そんなわけで、最初の頃は、チグハグだらけで、ホント日替わり、出来るときは練習試合でも良い結果が...
出来ないときは散々な練習試合となりましたが、我慢、我慢の連続でした。
本人たちも辛かったでしょうね。
そんな甲斐があってか、新人戦では予想外の県大会準優勝。
前にも書かせてもらいましたが、この時は少し早い勝利ではと思ったくらいです。
新人戦までは下級生の力も借りていましたが、新人戦以降は、上級生主体のチームに。
やはり、６年生はさすがに下級生とは違い、力の差もドンドン出てきましたね。
下級生にも出来る子はいましたが、そのまま下級生に頼っていたら、今年の成績を残せたかは疑問です。
やはり日々の練習、そして練習試合も１試合１試合、真剣にやってくれ、厳しい練習、そして涙をいっぱい流しながらも、最後まで自分たちの目標を果たすために一生懸命頑張ってくれました。
これは、やはり下級生には出来なかったと思います。
自分も悔いを残したくなかったので、６年生の力を最後まで信じていました。
結果的には良かったと思います。
新人戦終わってから、３月の三和大会あたりまではまだ良かったのですが、そこからが大変。
奈落の底に落ちたように、ドンドンチーム状態が悪くなり、３月から５月の初めまでどん底でしたね。
これが本来のスマイルキッズの力なのかと思った時期も。
この時は、さすがに全国は無理かな、秋の関東大会を目標にしたほうがいいかなって思った時期でもありました。
明るい日差しが見え始めたのは５月の羽黒大会。
この時は何故か今までと違う戦いができたのです。
この後も上がったり下がったりの繰り返しでしたが、ファミマの県西支部大会、ライバルチームが主力の怪我等でベストな状態でなかったこともあり、優勝することができ、これが弾みで県大会に繋がったのかなと思います。
県大会では神が舞い降りてきてくれ、勝利の女神が微笑みスマイルキッズに勝利をもたらしてくれ、奇跡の大逆転。ただ県大会でも全国大会でも、今まで出来なかったことが出来ちゃう選手たちにはビックリしました。
でも地方の大会では相変わらず勝てませんでしたね(笑)
そういうこともあり全国大会では１勝も出来ないのじゃないかなって不安だらけでしたが、子供たちは、笑顔でコートを駆け回り、のびのびプレーし、日頃の練習の成果を発揮してくれました。
ただ、急にサーブが入らなくなり敗けにつながったゲームもありましたが...
でも、不思議と大舞台に強い子供たちでしたね。