"第100回全国高等学校野球選手権記念大会は、大阪桐蔭の優勝で幕を閉じました。それにしても、準優勝の金足農業高校旋風は凄まじかったですね。メンバー9人が全て秋田県出身ということもあり、地元での盛り上がりも半端なかったようです。
この準優勝の立役者、エースの吉田君は1年秋からエースで、当時はお山の大将でエラーしたら怖くて近寄れない存在だったみたいですが、昨夏の秋田大会の決勝で打ち込まれ、敗れてから変わり「仲間の思いを背負い、チームのために投げる」という思いで、練習では先立ち、エラーした仲間にも笑顔で声を掛ける大黒柱に成長したということです。たしかに、甲子園でのコメントも素晴らしいものでしたね。
やはり、団体スポーツというのは、子供たちの心も大きく成長もさせてくれるのですよね。素晴らしいことです。
この思いは、まさにフォア・ザ・チームです!
ちなみにフォア・ザ・チームとは、「チームのために自分がどのように役立てばいいのか」を常に念頭に置き、実践すること。それができる人間が多ければ多いほど、組織は強くなるとのことです。なるほど、ごもっともです。
いつのチームでもこんな組織になればいいなぁと常々思います。
バレーの技術だけでなく、これからもこういう大切なことを子供たちにも教えて行きたいと思います。"