昨日、レスリング女子の吉田沙保里さんが引退を表明しました。コメントで「33年間のレスリング選手生活に区切りをつけることを決断した」とのことです。
レスリング女子で五輪3連覇を成し遂げ、国民栄誉賞も受賞。お父さんとの親子鷹で世界の頂点に上り詰め、当然東京五輪も出るものかと思っていましたが、残念です。
最近になって、引退する有名スポーツ選手が多いですね。
卓球では福原愛さん、プロ野球界ではソフトバンクの摂津正選手、そしてJリーガーでは、日本代表の守備を支えた楢崎正剛選手と中澤佑二選手、それに川口能活選手が引退しました。
中でも自分が一番衝撃的だったのは、鹿島アントラーズの小笠原満男選手の現役引退です。鹿島アントラーズでの21年の選手生活にピリオドを打ちました。鹿島のタイトル20冠のうち昨年のACL優勝を含め、17のタイトル獲得に貢献。日本代表でも活躍しました。
39歳にもなっても衰えない高度なクオリティと戦術眼があればまだまだやれたのではと思いますね。ホント寂しいです。
引退会見での、「取ったタイトルより、失ったタイトルが何十個もあるからその悔しさが凄くある」と、常に真剣に勝負に挑み続けてきた小笠原らしい発言でした。
悔しさを胸に戦い続けた男、そしていつも正直だった。それに何といってもジーコ魂の継承者です。将来は鹿島の監督になってクラブW杯で優勝してもらいたいですね。
鹿島を愛し、そして負けず嫌いのメンタリティ、常に確固たる信念を持って行動する人柄は後輩たちから尊敬されていたようです。
小笠原選手の引退で、カシマサッカースタジアムは今まで以上に遠のいてしまいそうです。
寂しくなりますが、長い間、ありがとうございました。お疲れ様でした。
最後に、引退と言えば、砂沼サンビーチも40年の歴史に幕を閉じました。残念ですが致し方ありません。長い間、ご利用ありがとうございました!